私は「倫理法人会」に幼稚園園長として所属させていただき、経営者としての勉強もしております。「明朗・愛和・喜働」で仕事をし、幼稚園を例に挙げると「園児・保護者」はもちろんのこと、「働く教職員」にとってもみんなが楽しく集う幼稚園を目指して、経営者は努力しましょうという内容の勉強です。1週間に1度(曜日や時間は各地域で決定)、早朝から集まり会が開かれます。
春日井市には「春日井市倫理法人会」と「春日井市中央倫理法人会」に分かれており、私は前者に所属しておりますが、今日は「春日井市中央倫理法人会」よりお話をいただき、講和させていただきました。今回は女性会員増強のためと伺っておりましたので、テーマは「ジェンダーギャップを乗り越える」と題し、県議会初の女性議長になるまでの道のりを振り返りました。
日本はジェンダーギャップ指数が145か国中120位、先進国の中では一番遅れている国なのです。私は全国で3人目の女性議長で、昨年度はたった一人の女性議長でした。女性議員が少ない日本の現状を変えていくには、男性の意識改革だけでなく女性ももっと高い意識を持って努力することも重要です。特に高齢・少子化の日本において、男女が比較ではなく協力し合うことが大切と話しました。
緊急事態宣言の中、全部リモートで開催されているようで、本来なら画面だけに向かって話さなければいけなかったのですが、幼稚園園長も議員の仕事も人間相手なので、ご無理をお願いして役員の皆様に集まっていただきました。またDVDの上映やパワーポイントでの説明で、役員の方々にはあれこれ機械を駆使して本当にご迷惑をおかけしました。心より感謝申し上げます。
これから多くの女性が出てきて活躍されると思います。その方々のために少しでも私の経験とメッセージが役立てばと思います。